バイオポリエチレンを用いたBFS容器の開栓トルクについて
ご紹介させていただきます。
・開栓トルクについて
BFS容器は、つまみ部分をねじ切り、切り離すことで吐出口から中身を出すことができます。
このつまみ部分を切り離すまでの動作を開栓と言います。
また、つまみ部分をねじ切る力が開栓トルクになります。
開栓トルクは、BFS容器において重要なポイントです。
高すぎると:つまみ部分が固くなって切り離しにくくなり、吐出口から中身が出せない。
低過ぎると:つまみ部分が弱くなって少しの衝撃で吐出口が千切れ、中身が零れてしまう。
というように、高過ぎても低過ぎても容器は扱いづらくなります。
そのため弊社のBFS容器は、ちょうど良い開栓トルクを設定しています。
・開栓トルクの比較結果
水を充填したBFS容器のバイオポリエチレン品と石油由来品(従来品)の開栓トルクを比較しました。
バイオポリエチレン品と石油由来品(従来品)は、同じくらいの開けやすさでした。
試験結果の詳細については、こちらまでお問い合わせください。
次回は、バイオポリエチレンを用いたBFS容器の胴部押し圧について、
ご紹介させていただきます。
過去の配信記事については、こちらをご参照ください。