環境配慮型の汎用広口ボトル「ZR・ZBシリーズ」の水蒸気透過度についてご紹介致します。
本シリーズのプラスチック原料であるポリエチレンは、一見すると気体を全く通さないように見えます。
しかし、ポリエチレンには微細な隙間があり、気体が一定量透過する性質を持っています。
水蒸気の透過が大きければ、内容物が吸湿し品質が劣化するおそれがあります。
固形製剤向けにご使用頂ける本シリーズにおいて、水蒸気透過度の確認を行いました。
検体 :Zシリーズ (石油由来原料使用の従来品)
ZRシリーズ(石油由来原料使用、樹脂使用量削減)
ZBシリーズ(バイオポリエチレン配合※+樹脂使用量削減)
※バイオマス度25%
各シリーズについて、容量140mL及び200mLの2種類を使用
試験方法:乾燥した塩化カルシウムを容器に加え、アルミシートにて密閉。
20℃・75%RHで14日間保管し、保管前後の重量変化及び検体の内容積から水蒸気透過度を算出。
本シリーズの製品は、いずれも気密容器の基準を大きく下回っており、水蒸気透過に対して十分な性能を有します。
詳細については、こちらまでお問い合わせ下さい。
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次回は、本シリーズの品質【遮光性】についてご紹介致します。
過去の配信記事はこちらをご覧下さい。
環境配慮型の汎用広口ボトルのご案内①
環境配慮型の汎用広口ボトルのご案内② CO₂排出の削減効果
環境配慮型の汎用広口ボトルのご案内③ 安全性について
環境配慮型の汎用広口ボトルのご案内④ 気密性・落下強度について
環境配慮型の汎用広口ボトルのご案内⑤ 開栓トルクについて